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アヒルの子 / 小野さやか

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幼少期のトラウマから抜けられず、死にたがってる監督の精神の回復のドキュメンタリー。

正直、死にたがってる女とか一番イヤです。
すべて周囲のせいにして、「自分なんて存在している意味がない」ということを強要してくる。
本当に意味が無いと思うなら静かに1人で死ねよ。

それどころか、これはそれを映画にして見せるという。究極である。

映画の中の監督は映画の大半のシーンでめそめそ泣いていて、周りや環境のせいにして、両親の前でハサミで自殺するパフォーマンスをしたり、ああウザい女と思って見ていたが、決死の思いで自分をさらけだす彼女の本気度を見ていて、少し見方が変わってくる。

彼女もこの状況になりたくてなったわけじゃない。
どうにか抜け出そうとした最終手段がこの映画だったんだろう。

関係者にすべてを吐き出して話をしていくことで少しづつ回復していく彼女と、関係者たちの発言に、人間のやさしさを見た気がした。
この映画で一番手痛いのは、妹に手を出したヘンタイぶりを露呈された長兄だろうね。その後、会社とかで大丈夫ですか、お兄さん。

この日のアフタートークに監督と内田春菊先生の対談があり、監督は映画とは全然違う生き生きとした表情で内田先生への愛を語り、「死ななくて良かったねえ」と心から思った。
私も学生時代から敬愛する内田先生、初めて間近で見たけど、とてもやさしそうで素敵な方でした。

この日は密かに内田先生に挨拶させて頂こうとサイン用の漫画も持って行ったのだが、けつかっちんで速攻で移動されてしまったよう。残念~。
ということで軽く読み始めたら止まらなくて↓何度目かの再読。やはりこの作品が持ってる毒はすごい。

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2010年06月06日 | 映画

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